自転車あらかると （BSサイクル・60周年記念モデル）Vol.1１
「自転車あらかると」はルナサイクルのオリジナル・カスタム車を中心に展開されてきましたが、業界トップで2010年で60周年になるブリヂストンサイクル（以下BS）に敬意を示す意味で、記念限定車をノーマルのまま紹介することにします。
| BS ｃitta （60周年記念特別モデル） 500台限定車 | |
| BS ｃitta（チッタ） 510mm ピアノブラック ￥99,800 | |
 クロモリフレーム、24インチホイールのミニベロ カタログでの重量：10.4kg |
 ハンドルはブルホーンバーを採用 |
 シングルギアーをアウター側・インナー側をWでガード |
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| 近年の自転車素材はアルミやカーボンといった新素材が多く使われる中、60周年を迎えるBSが創業当時から使用していたスチール（クロモリ）鋼を採用したとこに記念モデルとしての拘りを感じます。全体的にはレトロ感が漂いますが、各パーツを見ると特別に新しい訳ではないのですがチカラ強い主義・主張の様なモノが感じられます。具体的に例えると「ブルホーンハンドル」などに感じ取れます。タイムトライアルによく用いられるハンドルですが、こういうライトスポーツ車でも扱い易いハンドルです。ただ、万人受けにするなら、普通のフラットハンドルやセミアップのフラットバーの採用が妥当です。あえて少々癖があるブルホーンバーを採用するところにBSがこれから未来へ向けて自転車を創っていく意気込みの様なモノが感じられます。フロントをシングルギアにした点も個人的には好感がもてます。明らかに競技用スポーツ車では無いので、フロントはシングルで十分です。そして、実用性も兼ねてのギアーガードは樹脂製でなく、アルミプレートで挟み込み質感（高級感）もあります。フレームのシートパイプもシートステーと交差するあたりから、アウトバッテッド加工して強度アップを図っているなど、個人的には好きです。よく考えられていると関心します。（画像では判りにくいですが、シートパイプの色が変る（白→黒）あたりからシートパイプ径が大きくなっています） 細かい事を言い始めれば、各自色々な意見が出るかもしれませんが、業界トップの総合大手自転車メーカーでもあるBSが趣味性の高い個性的な自転車を記念モデルとして発表したのは良い意味でサプライズです。最後に「ｃitta」専用カタログに載っているフレーズを紹介しておきます。「大人の時間はこだわりの自転車で」 |
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